勉強ができるようになるきっかけ

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勉強ができるようになるきっかけ

次男には中2の秋に家庭教師をつけました。

前にも書いたような気がしますが、最初は塾に通っていましたが、塾では寝てばかりで
成績は下がる一方。
「宿題が多すぎる、宿題で学校の勉強ができない。塾に通っている時間を
自分の勉強時間にしたい」などともっともらしいことを言うので、大手の通信添削に
申し込みました。

結果は、最初の1-2回は添削を受けてましたが、あとはズラーっと真新しい
教材が一度も開かれずに机の上に並べてあるだけだったので、半年で辞めました。

その後、家庭教師をお願いするわけですが、先生は国公立大学の医学部の学生さんでした。

中々の男前で性格も明るくて爽やかな感じ。。
モテるだろうな~(笑)
息子もとても親しみを持っていました。

ある日、家庭教師の先生に「小さな頃から勉強ができていたのですか?
勉強が好きだったのですか?」
と聞いたことがありました。

先生は勉強が大嫌いだったそうです。
小学校の頃は勉強するより、学校から帰ってきたらすぐ、カバンを放りだし
友達と遅くまでずっと泥だらけになりながら、遊んでいるような子だったそうです。

中学1年まではそんな感じで、成績もかなり悪かったとのこと。

そんなある日、

定期テストの前日・・・
先生は社会の暗記が特に嫌いで、もう0点でもいいからあきらめようかと思っていたのですが

一回だけ、教科書を真剣に読んでやめようと思い・・・
テスト範囲のページを超真剣に集中して一回だけ読んだそうです。

そのテストで90点を取り大当たり!

いままでは30点そこそこしか取れなかった社会で90点。

そこから自信が生まれ、他の教科も頑張ればできるかも・・に繋がったそうです。

「一度、よい成績を取ると、今度は下がるのがこわくなり、勉強するんですよね」
とも言ってました。

何かに自信を持つ・・・
目標を持つ・・・

そうか!と思い、評価がオール2・・ただ一教科だけ、得意だった国語が4の次男。
その国語を褒めて褒めて褒めまくって、他の教科にも自信を持ってもらおうと
思い励まし続けましたが・・・

成績はどん底のまま、・・・今は成人してしまいました。

人によりけりかっ!

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